前回の「敵前逃亡」記事から、1週間が経ちました。
結果がどうなったかは、また別の記事で報告するとして、今回は「なぜあんなことになったのか」を、もう少し落ち着いて考えてみようと思います。
結論から言うと、悪いのは僕です。これは間違いありません。
……ただ、ここで「全部自分の意志が弱かったせいです」で終わらせると、また同じことを繰り返す気がしています。なので今回は、ちょっとだけ責任転嫁をしてみようと思います。「悪いのは僕の根性ではなく、仕組みがなかったからだ」と。
都合のいい理屈だとは自覚していますが、記事にしてみます。
そもそも「勉強した」という実感がなかった
学生時代、僕は勉強に何の魅力も感じず、人生における必要性も見出せていませんでした。今思えば、未熟な頭で都合よく解釈していただけなのですが、小中学生の段階でその重要性に気づける人はそもそも少数派でしょう。
その結果、僕は「正しい勉強方法」を知らないまま社会人になりました。試験勉強といえば、ただテキストを読み、過去問を解くだけ。
振り返ってみると、試験前には「勉強しなければ」と焦りつつも、実際に何時間勉強したのか、どこまで進捗したのかをまったく把握していませんでした。なんとなくテキストを開き、眺めて、閉じる。これでは「準備ができた」という実感を持てるはずもありません。実感が伴わないからこそ、試験当日になって「どうせ無理だ」というネガティブな感情にあっさり負けてしまっていたのだと思います。
管理し学習の進捗度、学習時間を把握していれば、「自分はこれだけやった」と自信につながるかもしれません。これをデイトレにたとえるなら、ルールを持ち明確なエントリー条件を満たした状態なので、エントリー根拠が揃った状態だと思います。エントリー根拠が明確なトレードは、根拠のないトレードより保有できる割合が大きくなると考えます。これを学習に応用するなら、仕組みづくりが重要だと結論に至りました。
学習時間
資格受験などでは、試験難易度を図るのに、合格率や必要学習時間(目安)があります。その学習時間を計るには何か自分で記録するしかないのです。
いまままでは、StudyPlusという学習管理アプリを3年くらい使って、学習時間を管理してきました。このアプリはSNS機能もあり、学習教材も自分で設定でき(書籍タイトルやバーコード登録)、とても便利です。また、SNS機能で、自分が合格を目指す資格を同じく学習している人が、たくさんいるんだなというのもモチベーションが上がると思います。
最近は、作業履歴や案件進捗度などを管理したくなったので、このアプリを使用しなくなっていきました。
作業履歴
仕事では、予定を立てて、それに即し作業を進めていくと思います。予定にはゴールも書きますので、ゴールに対し、残作業の程度であとどれくらいかかるのかを測定すると思います。これを学習に応用したいと思います。※学生のような発想ですが、僕は50歳です。
進捗度
予定やゴールに対し、作業の進捗度などを把握しないと、学習に隔たりがでます。そのためには作業を細分化し、細かい単位で学習を進めるのが効率が良いと考えました。
時間を「見える化」する:Toggl
まず取り入れたのが、作業時間を記録する「Toggl(トグル)」というツールです。
ボタンを押すだけで、何にどれくらいの時間を使ったかが自動で記録されます。
※事前にプロジェクト登録とタグ登録しておく方が良い。
これまでは「今日も勉強した気がする」というあいまいな感覚しかありませんでしたが、これからは「今日は何分やったか」が数字でわかるようになります。
※StudyPlusでも同じことはできます。
勉強時間を記録することで、自分がどれだけ勉強をしていないかの「見える化」ができます。
また、作業も予定に対し(予定はgoogleカレンダー)、作業時間が予定とどれくらい隔たりがあるかで時間見積もりの甘さなどにも気づけると考えています。
なお、Togglはgoogleカレンダーと比較表示できる機能が標準であり、計画と実績のズレを視覚的に突き合わせられるため重整します。※スマホアプリのカレンダービューが見やすくて良いです。
覚える作業を仕組みに任せる:Anki
次に、暗記そのものを仕組み化するために「Anki(アンキ)」というアプリを使ってみようと思っています。
これはフラッシュカードのような形式で、忘れそうなタイミングになると自動的に復習問題を出してくれるアプリです。「いつ復習すればいいか」を自分で考える必要がなく、出てきたものをただ答えていけばいい、という設計になっています。
Ankiの目的は隙間時間を勉強に充てるもあると思います。また、穴埋め問題(クローズ削除)などもできるため、テキストの重要語句を効率よく暗記するのにも重宝しそうです。
「覚えていない」という不安は、試験前のあの「行きたくない」という気持ちにも直結していた気がします。覚えている自信や、隙間時間でこれだけ回してきたという確かな根拠があれば、あんなに腹痛を起こすこともなかったはずです。
積み上げを残す:Obsidian
そして、勉強した内容そのものをストックしていく場所として「Obsidian(オブシディアン)」というノートアプリも使ってみようと思っています。
これまでは、テキストを読んだら読みっぱなしにしないよう、紙にメモを取ったりしていました。しかし、そのメモがどこへ行ったか分からなくなったり、ノートや紙くずが溜まって結局まとめて捨ててしまったり……。これでは、メモを取る時間も紙というリソースも、すべて無駄遣いしているだけです。この問題を根本から解決できるのが「Obsidian」だと思いました。
このアプリは、書いたノート同士をリンクで繋げられるのが特徴で、知識同士の繋がりを見える形にできるようです。これが本当にうまく使いこなせるかはまだ分かりませんが、デジタル上に自分の足跡が消えずに積み上がっていく感覚があるだけで、試験当日の「どうせ無理だ」というネガティブな感情には対抗できるかもしれません。
まとめ
「敵前逃亡」してから明日でまる一週間になります。
「今後は失敗しないぞ」と仕組みづくりを考え、上記のツールのセットアップ等をしました。
作業をする際、予定を立て、進捗度、作業時間などを考えるのは大事なのですが…優先度はそれ以上に大事ですね。
今週の僕の仕事でいえば、優先度が一番高かったのはCFPの試験勉強でした。
うーん。今更気づくなんてはずかしい。
いまさら考えても仕方ないので、予定通り勉強なしで試験会場に行こうと思います。
では、また。
