我が家は、家庭内での教育が全くできていない家庭です。
…考えすぎかと思いますが、少なくとも僕はそう考えています。
というわけで、本日は、「子供のお勉強」について記事を書きます。
先月から僕が担当
先月から、僕が子供の勉強を見る担当になりました。
というか、僕は人に任せられない病もあるので、僕が立候補したようなものです。
いま、子供は小学2年生ですが、テストの結果が良くないのと、
宿題をしていない、勉強きらいなどが気になりだしました。
僕は、学生時代、子供と同じ「宿題もしない、勉強も嫌い」なタイプです。
なので、子供に指摘する立場にありません。
妻の教育を見てて不満ばかり
妻は、ネパールで母国語の教師でしたので、人に教えるのは得意だと思っていました。
しかし、僕が見る限り、妻は教えるのが上手くありません。
また、問題は、「ネパールの学習方法」と「日本での学習方法」の違いです。
これはことあるごとに目につきます。
勉強でも大変なのに、学習方法が定まっていないなら、子供は混乱するばかりです。
また、妻は感情的になり、手をあげたりする場面もあり、
僕はこれが一番許せません。
もう一つ、ダブルバインドを誘発するような言動が目立つこと。
妻がよくすることに、指示の上に指示をします。
例をあげると、「勉強しなさい」と言いながら「片付けなさい」ということです。
ちなみに、これは子供だけではなく、
僕にも同じようにしますので、妻は自覚のない指示中毒者だと思います。
ダブルバインドとは、2重拘束と訳されます。
たとえば、「怒らないから本当のことをいいなさい」と言われながらも、
本当のことを言っても言わなくても怒られる状態があげられます。
指示に指示をかぶせることで、このダブルバインド状態になると思います。
受け手は、ダブルバインドから心理的ストレスを経験し、
「何を言っても否定されるのでは?」という不安から、
本音を言うことに対して萎縮してしまうと思います。
…こんな状態では、勉強を好きになるでしょうか?
少なくとも僕が子供の立場であれば、子供と同じ反応だろうと考えています。
大事なのは2つだけ
僕の幼少期も勉強は嫌いでしたし、忘れ物も多く、
身だしなみもできないなど、僕はとてもだらしない子供でした。
僕の幼少期を思い出すと、上記のようなダブルバインドのような場面は、
何度もあり、そのせいか、非常にダブルバインドが発生するような場面が嫌いです。
僕の場合は、親に勉強しなさいと言われ、勉強をしていると、
マッサージしてくれと2重指示が大半でした。
もうひとつ、幼少期で勉強をしなかったであろう理由を考え直してみます。
今でも言われることがありますが「これからは英語が重要だから覚えた方がいい」と、
今も昔も、英語が話せない率が高い日本ではよく言われることかと思います。
※もちろん、僕は英語が話せません。
ここで「なんで重要なのか」を教えてもらえたら、勉強をしていた可能性もあります。
ここで注意、これは他人に責任転換しているというのではなく、
自分自身で、いろんなことを学んできた経験を振り返ると、
「どの場面で必要か」など目的が提示されたほうが、学習意欲があがる意味です。
この2点を気を付けて、子供に教えていけば学習意欲はあがると思っています。
あとは、子供の成果に対して、モチベーションをあげるリアクションを、
することが大事だと思っています。
…これは、子供だけではなく、リアクションの無い人と話して楽しい人はいませんし、
リアクションの無い人に、成果を見せても自分のモチベーションをさげるだけです。
ちなみに、この点においても妻はリアクションの無い人間です。
それどころか、ミスだけを指摘する始末です。
妻のような人間をドリームキラーというのでしょうか。
学習プラン
ということで、僕は、子供の勉強を担当することになりました。
僕が考える学習プランは下記の2点を基本にします。
・楽しく
・どんな場面で必要か
子供の「モチベーション」を重視します。
心理学で、内的要因付けと外的要因付けという話をきいたことがあります。
モチベーションは「内的要因付け」の方が持続しやすいと聞きますし、
実体験でも内的要因付けではじめたものは今でも続いています。
それには、子供の成果を、本人以上にリアクションしてあげるだけだと思います。
また、わからないときはすぐに質問できるようにしておくのも良いと考えています。
もうひとつ、いま勉強していることは「どんな場面で役に立つか」を、
その場面ごとに説明するようにしてあげたいです。
将来をイメージできれば学習意欲も上がると思います。
勝負は夏休み
我が家では、教育を幼稚園や学校任せになっていました。
親として、失格だと思います。
なので、今年の夏休みが勝負だと考えています。
遅れた分の学習。
暗記が強い世代なので、仕組みを暗記すればよいと楽観的に考えています。
あとは、語彙力を補うために、読書習慣を付けようと思います。
※僕は20歳を過ぎるまで、活字を全くよんできませんでした。
まだ子供は小2ですので、余裕です。
僕でできたことは、子供は簡単にできると思います。
それには、すべてがモチベーション。
さて、子供の夏の学習プランを立てようと思います。
結局は自分
子供に学習を教えはじめてから、上記で書いたような理想論だけでは、
行動ができません。時には、子供の言い争うときもありますし、
一方的に起こってしまうことがあります。
…これは子供へ期待するあまり、むさぼっている状態ですので、
僕も妻同様、感情的になっている状態で、恥ずかしい失態です。
幸い、子供か僕から「さきほどはごめんなさい」と仲直りできているので、
致命的なことになっていないだけ、まだ救いがあります。
子供に指摘したようなことを、ふと自分に当てはめると、
「よくそんなことが言えるな。」、「何様だよ」と自分に言いたいときがあります。
子供に何かを教えるには時間がかかるので、ついつい時間を気にしては、
感情的になってしまうことがあるのですが、発想を転換しようと思います。
子供の勉強を教えることは、自分の感情コントロールの場であり、
自分の学習の無駄・非効率の整理できるチャンスであると思います。
…こう考え、自分の資格受験と同等の優先順位にしようと思います。
では、日常に戻ります。