本日は、何十年ぶりかに便利屋業のお得意芸の「草刈り」をしました。
親戚の会社のお手伝いとなります。
超肥満体の僕には過酷な猛暑の中での外仕事です。
何十年ぶりの外仕事ということもあり、トイレが非常に心配になりました。
ただ、こちらは問題なかったのですが…
では、記事を書いていきます。
頼まれた時間は3時間
朝の7時半に、近くまで車で迎えに来てもらって、親戚の車で現地へ向かいました。
今日の作業メンバーは4人だそうで、まず事務所で残る二人と落ち合いました。
8年ぶりに、親戚の会社の人と会いました。
「太ったなー」と言われたので、「いえ、着太りです」と言い返し乗車。
現地までは思ったより遠く、30分ほどかかりました。
道中のレンタカー屋さんで、軽トラをレンタルするスタイル。
きちんと計画が立てられていて、感心しました。
しかも、経済的です。
現場は民家の庭
僕は、親戚から今日の作業手伝いの話をされたとき、
川辺付近の高台での作業だと勝手に想像してしまいました。
しかし、現場につくと、坂道の途中に建てられた民家でした。
「なんだ楽勝だね」と思いましたが、考えが甘かったです。
作業開始すぐで
電動工具で大きな草を切る人、その周りで草を集める人がすでにいたので、
僕は、塀のまわりの草を担当することにしました。
数日前に作業をしたようで、ほとんどの草は既に刈られていました。
なので、この草を回収する作業をします。
…まず、苦労したのが、塀を上ることができないこと。
昇ったところで、自分の体重を支えるだけの脚力にも不安です。
なので、塀にヘリに腰かけ、作業をすることにしました。
…肥満体になるとしゃがみ作業がとてもきびしいです。
1時間後
塀の周りのゴミをかき集めたので、今度は電動で刈っているエリアに戻ります。
すると、作業者の一人がチェンソーを忘れたようで、取りに帰ってました。
なので、電動工具を使って、垣根の高さをそろえることにしました。
で、そろえていると、チェンソーを取りにいった作業員が戻ってきます。
ここでいったん休憩。9時を過ぎたばかりで、すでに気温は34度くらいあったと思います。
この時点では、暑いなーくらいでまだよかったです。
休憩を終え、戻った作業員が電動工具を使い垣根の高さをそろえていきます。
なので、僕は違う作業をしようと、「積み込み係」をすることにしました。
高温と移動のツラサ
10時ごろから、だんだん気温が上がってきましたが、あと1時間で仕上げなくてはなりません。
係決めをしたことで、スムーズに仕事が進みましたが…、
積み荷(枝)をブルーシートにまとめて、軽トラに積み込みます。
最初は良かったのですが、移動するたびにゼェーゼェーするようになってきました。
で、休みながら、積み込みをすることにします。
しかし、積み荷がブルーシートにたまっていくのをみると、運ばないと気が済まないです。
だから、少しずつやるもゼェーゼェー止まらないです。で気分まで悪くなってきました。
「あー肥満になり、中年の年齢になると…こんな簡単な作業もできないのか」
と、ふがいない自分にいらだちを感じつつも、体が言うことが聞きません。
あとで、知りましたが、このとき心拍数が170に達していたようです。
スマートウォッチの記録で知り、驚きました。
延長
ただ、これは僕だけがつらかったのではなく、みんなでした。※親戚除く。
休み休み仕事をするも、最終的には立ってるのもきついし、すわるのもきつい状態。
そうこうしているうちに、僕の契約時間の11:00に到達したので、
親戚が「送ってくよ」というので、「まだいいよ。おわってないし」と返します。
…で、延長を希望しました。もちろんボランティアです。
いったん、みんな体力の限界のようで、昼食をとりにいきました。

場所はこちらです。かつはな亭 大宮御蔵店。
とんかつおいしい
ランチタイムは一番安いとんかつは、1000円ほどで食べれました。
また、これはキャベツのお替り自由とか、かなりやすい設定でした。
はじめて入店しましたが、とても気に入りました。
この食事のあと、店内で涼んでいると…
さきほどチェンソーで垣根を担当していた人が不調を訴えます。
「足がつりだして、3,4か所が同時につっている」
僕は知りませんでしたが、この「つる」という症状は熱中症の症状なんですね。
そうえいば、とんかつを箸で食べるときに、箸を持つ手が何度もつっていたのは、
僕も熱中症になりかけていたということなのでしょう。
救急車を呼ぶことに
親戚が店内に、不調の人に付き添い、救急車を呼びに店外にいきました。
慣れない土地での、救急車呼ぶのは経験があまりないので、電柱を探し、地名と地番を探しました。
救急車は電話連絡している最中に、もうこちらに向かっていました。
日本の救急対応の手際の良ささすがです。
電話を終え、店内に戻り、親戚と不調の人に救急車を呼んだことを伝えました。
また、救急電話で、「店員さんにも話をしてください」と言われたので、
店員さんにも事情を伝えました。
そのあとは、店外で待ち、救急車の目印になりました。
すぐに救急車が到着し、僕は付き添い人として、救急車に乗り込むことになりました。
これはしばらく帰れないよね。
救急車は、昨年、叔母が救急で運ばれた病院につきました。
待合室でまつ
病院につくと、待合室に案内され、そこで待つことになりました。
今日は、平日であることを忘れていました。
人がたくさん、待合室にいます。
僕は頭から足のつま先まで汗だくなので、動き回ると異臭を広めてしまうので、
待合室のすみっこに空気の乱れをつくらないように、ひっそりしておきます。
とりあえず、親戚にLINEし、病院の場所を連絡します。
で、待つこと30分ほど経過して、親戚と作業メンバーがきました。
一人で待つよりはいいのですが、みんな汗だくなので異臭を発していて、
周りに迷惑をかけているのではないかなと心配していました。
2時間ほどして、救急者で運ばれた作業メンバーが歩いて戻ってきました。
点滴を受けて、元気になったようです。
病院につくまでは、全身つっている状態でしたので、
点滴で、こんなにすぐ回復するのは本当に驚きです。
それとともに、熱中症の恐ろしさを知りました。
かなりの時間、猛暑の中作業しないとならないと思っていましたが、
わずか1時間ほどの屋外作業でも熱中症を発症するようです。
これを機に、僕もこまめに水分と塩分を取っていこうと思います。
熱中症こわいっす。