現在、夫婦でデイトレをしています。
詳しくは「投資日誌」をご参照ください。
で、本日書きたいのは、妻の投資に対する愚痴です。
…愚痴というのは投資の方法ではなく、基礎を全く分かっていない点です。
学んでいないのに、ロット数を最大まで引き上げるのが全くわかりません。
これについても、何度も注意していますが、聞き入られません。
聞かない相手に教える術はない
正直、僕はこう思っています。
教わる意思がない人に教えるのは不可能です。
妻が投資(信用取引)を始めたのは今年からです。
※現物取引も同時期です。
テクニカル分析をずっと学習しているのは感心するのですが、
それだけでは利益を出すのは難しいと思っています。
なぜかといえば、値動きが予測できる能力が高くても、
株式の買い方がわからなければ買えません。
また、買う方法がわかったとしても、注文方法がいくつもあります。
株式取引を行うに関係なく何かをするには、基本知識は必要です。
…が、妻はこれを覚えようとしません。
今週の損失理由
今日、妻と話して今週の損失理由がわかりました。
それは、「逆指値」注文を出すところを、「指値」注文したことが理由でした。
本来であれば、間違った注文であれば、すぐに損切をするべきですが、妻は放置しました。
2日の合計で15万以上の損失です。
基本概念を理解していない
株式の注文では、優先順位があります。
買い注文では、成行⇒高値⇒時間の順で、
売り注文では、成行⇒安値⇒時間の順になります。
上記の基本を理解していれば、買い注文の際に、
現在値より高い注文を出せば優先順位が高いので、すぐに約定します。
もし、現在値より高い買い注文を出したい場合は、逆指値注文を出します。
逆指値注文は、トリガーとなる価格に現在値が到達した時点で、
注文を出す注文方式です。
例を挙げます。
現在値が3,000円の場合、トリガーを3,100円した場合、
現在値が3,100になったら、注文を自動的に出すことができます。
レンジ相場(一定の値幅を上下する相場)の場合、
何度も下落するタイミングの価格でラインを引いたものを抵抗線と呼びます。
対して、下のラインをサポートラインと呼びます。
ラインを超える(ブレイクアウト)するようなときに、
この逆指値注文は有効です。
妻はどうも、このような注文を出したかったようですが、
方法がわからず、指値注文を出してしまい、損失を出したようです。
これには納得しました。
レンジ相場の抵抗ラインで、買い注文を入れれば、
よほど買い圧力が強くない限り、跳ね返されるので、一気に下落する確率の方が高いです。
ただし、レンジ相場であれば、サポートラインに到達したら、今度は上昇するはずでしたが、
どうもサポートラインをブレイクアウトし、一気に損失が増えたようです。
なんにしても、誤発注した時点で注文は取り消し(損切)するべきです。
説明しても…伝わらず
何度も逆指値の注文方法を教えましたが、注文に関しては、
数字を埋めていけば良い問題なので簡単です。
しかし、この株式の基本ルールを理解していないと逆指値注文を説明しても
理解できるはずがありません。
3時間くらい説明しましたが、根本を理解していないので、話になりません。
あげくには「前のパソコンではできた」「現物取引ではできたが、信用取引ではできない」
などと言い出します。まず、ありえません。
株式取引のルールなので、ルールが変わらない限り変わりません。
これを何度説明してもわかりません。
実演する
パワーポイント資料で注文方法を作成してみて、
注文は問題ないのですが、上記のルールを理解していないせいで、
今度は、今までやっていた指値注文もできないと言い出します。
基本ルールを理解してないのに、応用編(逆指値)を理解できるはずもないです。
ということで、実際に現物注文では現在値より高値で出せば、
指値できると不思議なことを言い出すので、実演しました。
例を挙げると、現在値が1,900円の状態で、1,910円で買い注文を入れます。
この注文では、即座に1,900円で約定します。
…実演しても納得しません。
米の売買で説明
妻が米を保有しているとします。
この米を売りたいとき、3,000円で買う人と、
4,000円で買う人がいる場合、どちらに売りますか?
もちろん、4,000円で売るはずです。
なので、買い注文では高値優先です。
逆に自分が米を買う場合は、安い方良いので、
安値優先です。
これが基本ルールで、株式に限らず、
売買でも売る場合は高値で売りたいし、買いたい場合は安く買いたいはずです。
たった、これだけですが、理解するのが難しいようです。
僕は昔、仕事で新人教育や、出張でパソコンの操作を教えていたことがあります。
その際に、かならず、その人の好きなものに例えたり、
一般的なものに例えたりして説明するように心がけています。
大半は、わかりやすいと評価を受けていましたが、
話を聞かない人や学ぶ意思がない人には無駄な作業です。
こんな妻にどう教えたら良いのか全くわかりませんし、
もう教える気にもなりません。
図にしても、モノに例えても伝わりません。
…これはあきらめる方がよさそうです。
まとめ
今週の妻の大損失の原因がわかりましたが、なぜ2回繰り返すのかわかりません。
デイトレしているのは妻のお金ですので、問題ないとは思いますが、
損失をだしている時点で、なにかしらコミュニケーションは取るべきだと思います。
別記事にも書きましたが、家計は僕が管理していて、
すべてお金の流れは夫婦で記録している家計簿アプリで一覧できます。
※口座連携もしているので、各口座状況もわかります。
僕がデイトレしている口座は、この家計簿アプリには記録していませんが、
大きな損失を出したときは妻に報告します。
しかし、妻はしません。
このあたり、コミュニケーション力に難を感じています。
いずれ、子供に株式取引を教える日が来ると思うのですが、
そのときは、妻とのやりとりのようなイライラはしない様にしたいと思います。
では、また。