以前の記事 : 投資日誌 2025 #050 で試した方法の改良版を考えます。
この考え方について、メモしておきます。
ちなみに「スキャトラップ法」というのは僕の造語です。
限定した値幅で、エントリーし、
利確ポイント、損切りポイントのどちらかに引っかかる罠をしかけるというシンプルな方法です。
値幅が狭いので、数秒で決済が実行されているためスキャルピングに該当します。
それと、罠をしかける手法をあわせて、スキャトラップ法としました。
※オキアミ法などもよかったのですが、
では、記事にまとめます。
目的は再現性のあるトレード
スキャトラップ法の値幅は、以前のモノよりも値幅を狭くします。
改良前 : 利確 9tick、損切 3tick
改良後 : 利確 3tick、損切 1tick もしくは 利確 5tick、損切 1tick
以前の記事では、エントリータイミングがめちゃくちゃでしたが、
現在のエントリータイミングは条件は3パターンなので、より再現性を期待できます。
エントリータイミング
高値更新
高値を更新したとき、その高値を損切りポイントとし、売りエントリーします。
安値更新
安値を更新したとき、その安値を損切りポイントとし、買いエントリーします。
ゴールデンクロス or デッドクロス
ゴールデンクロスの場合は、買いエントリー。
※短期移動平均線(EMA5)が中期移動平均線(EMA25)を上抜けしたとき
デッドクロスの場合は、売りエントリー。
※短期移動平均線(EMA5)が中期移動平均線(EMA25)を下抜けしたとき
値幅を狭めた理由
前回検証したときの失敗点として以下のものがありました。
損切り位置をずらしたり、利確ポイントをずらしたりする点です。
利確ポイントと損切りポイントを株価上昇に伴い利益を増やしていく、
トレイリングストップという注文方法があります。
これも有効的な手法だとは思うのですが、再現性を重視すると、
「利確と損切ポイントを変更する」点は再現性が下がると考えました。
ということで、さらに値幅を狭め、注文と同時に、
どちらかにヒットする注文を試して見ようと思います。
懸念点① 損切は成り行き注文
この方法の懸念点は、最初はリスクリワードを3:1としたのですが、
損切りの際は成り行き注文になるので、損切り額が想定よりずれる可能性があります。
なので、少し利確位置を上に引き上げようと思います。
ちなみに、利確位置を上に引き上げると、損切ポイントが狭い分、かかりやすいです。
迷います。
懸念点② 銘柄によりリスクリワードの調整が必要
あまり調整すると、再現性が低下すると思います。
ということで、下記を仮定します。
1TICK=0.1円の銘柄を基本的に取引をします。
そのため、3:1で行きます。※3円、1円
1TICKが0.1円なので、3円の利益をとるには30TICK動く必要があります。
逆に損切りは1円です。0.1円銘柄であれば、値幅でいうと30:10の差があります。
そのため、損切り時に成り行き注文で、価格がズレたとしても、30円以内に収まると思います。
※極端に取引が加熱している銘柄は避ける必要があります。
銘柄は1,000円未満
以前は、TICKランキング上位の株価も5,000円以上の銘柄で取引してきました。
これらの銘柄はとても値動きが早いため、このスキャトラップ法では無理なようです。
というわけで、次の条件を満たす銘柄で取引をします。
指数採用銘柄で、価格は300円~999円程度です。
また、ある程度の値動きがないと利益を出しにくいので、出来高も重要視します。
以上の作戦で、5月7日からトレードしてみます。