今日、子どもがお絵かきするのに、サンリオのキャラクタのイラストを探した際、
広告を許可したら詐欺広告が出てきたので、そのことを書きます。
詐欺広告に遭遇したのは10年以上ぶりですが、
なかなかセコい方法が使われていました。
ブラウザで全画面表示
全画面表示し、ショートカットキーやキー、マウスの押下を無効化します。
その前に、まず確認メッセージが表示されました。

広告を許可しますか?的な文言のあと、上記のようなメッセージが表示されました。
クリックすると下記のような偽警告メッセージが表示されます。

※右上にIPアドレスが表示されているのは、検証用PC(仮想デスクトップ)上で表示したため。
実際、Windowsの標準機能で、トロイの木馬型スパイウェアに感染した場合、
こんな警告がでるのかは経験がないのでわかりませんが、
単なる画像を全画面表示しているだけですので、文字の書体や左下の余白などが崩れています。
こんなことで騙せると思ったのかと思いますが、この画面表示と同時に、
mp3ファイルで警告が案内されているので不安を煽られるもは納得です。
実際のWindowsの正規の画面はこちらです。

さらに、画面一つだけでPCを使用されている方にはかなり有効性の高い方法かなと思いました。
というのも、[Ctrl]+[Alt]+[Delete]以外は受け付けません。※ESCの長押しも有効でした。
参考までに流れる警告メッセージのリンクを貼っておきます。※音声しか流れません。
https://sakuramarket.net/text-to-speech.mp3
対処法
ipa : 情報処理推進機構で対処方法や体験サイトが公開されていました。
偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集ページ IPA
事前にIPAの体験サイトで練習しておけば不安を感じないかと思います。
[ESC]の長押しという機能があるの知らなかったです。
この手のだと、タスクマネージャーを立ち上げ、
プログラムを停止させればいいと考えていましましたが、
キーを無効にされているのは知らなかったです。
まぁ結論、一番簡単なのは[ESC]の長押しで全画面を終了させればよいです。
リンク先に気を使う
これからはリンク先にもっと気を使うようにします。
基本、広告などはブロックしているのですが、子どものイラストを探す際に、
まさかこのような詐欺広告に遭遇するとは思いませんでした。
念の為、メインで使ってるPCのウィルス対策の全スキャンをかけ「検知なし」を確認。
また詐欺被害を受けたブラウザでのダウンロード履歴を見ても、
ダウンロード履歴はないことを確認したのでひとまずは安心です。
また、同じようなもの見つけたら記事にします。